忍者ブログ

お絵かき大好き、漫画大好き、基本インドアな学生が思ったことなどつらつら書いてく、ぐだぐだ感たっぷりのブログ。
03 2025/04 1 2 3 4 56 7 8 9 10 11 1213 14 15 16 17 18 1920 21 22 23 24 25 2627 28 29 30 05
RECENT ENTRY
RECENT COMMENT
[09/12 かもした]
[05/12 夜空リョウ]
[05/03 夜空リョウ]
[05/03 NONAME]
[04/28 夕闇 舞]

04.04.07:06

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

  • 04/04/07:06

02.14.20:24

今年もこのチョコに出番はありません。




「さっすが!今日のロールケーキもおいしいね!!」
学校帰り、友人は私がさっきあげたロールケーキにかぶりついた。
小学校からの付き合いの私たちは家も近く、高校に入っても小学校のころと変わらず一緒に登下校している。
あの子の隣は私の居場所で私の隣もあの子の居場所。
そんな関係が普通に成り立っていた。
「まったく、いきなりメールしてきてチョコのロールケーキが食べたいなんて、私も面倒な友達をもったね」
口元にクリームついてる、と私は指で自分の口元をつついて間抜けな顔をしたあの子に教えてやる。
まあいつものことだけどね、心の中でそう思い、その言葉は心の中でふわりと消えた。
「だって、無性に食べたくなったんだもん!!」
と、あの子は私が苦労して作ったお手製のチョコロールケーキをたった二口で平らげる。
そして、もう一個!、と手を差し出してきた。
私もため息をつきながら、もうひとつをあの子に差し出した。
もっと感謝して食べなさいよ、と心の中では思いながら、おいしそうにほおばるあの子を見てため息をついた。
まだ2月の中旬。吐いたため息は白く染まり、日が沈み、薄暗くなった冬の空にふっと消えた。
私たちは必要以上にしゃべらない。きっとあの子も気づいているだろうし、気づかなかったとしてもなにも変わらない。
すべてを話さないと伝わらないほど関係は浅くないし、あの子なりに忙しいと思われる時間は避けてのメールだったのだろう。
それに、ただ食べたいだけならコンビニでもいいのに、わざわざ私に頼むのが、コンビニのよりもおいしい、といわれているようでうれしさも感じた。
「ねえね、ほかになんか持ってないの?」
不意に片手にロールケーキを持って、口をもごもご動かしながらあの子はきいた。
「なんか、ってなに?」
「なにって、今日はバレンタインだよ?誰かに渡さなかったの?」
興味と面白さで顔をにやけさせながらあの子はロールケーキをほうばった。
「友チョコならもう売り切れだよ、それにあんたにはもう渡したじゃない。そのロールケーキとはべつに!」
きっとあの子がほしい答えは違うだろうけど、わざとその答えには触れてやらない。
私は的外れな答えに少しだけいやみも足して返してやった。
「そうじゃないよ。本命とかさー。うちの学校のイケメンは甘い物好きおおいし!バレンタインとか盛り上がるじゃん」
隣のクラスのサッカー部のことかさ、あとバスケ部のこも好きだよねー。
と聞いてもいないことをしゃべり出す。
この子の甘い物好き同盟はいったいどこまで広がっているのだろうか、そう思いながらふと、かばんの中のひとつだけ残ったチョコレートに目をやる。
ひとつだけ何か特別なラッピングをしたわけでもない。
友チョコとしてなら何人かの男子にも同じものをあげた。
でもたった一つだけ残ったチョコレート。
「で?あげないの、誰か」
考え事をしていた私の顔を覗き込むようにしてあの子が聞いてきた。
にっこりと笑った笑顔は昔と変わらない。
「だから、もうないんだってば。あんたこそ誰かにあげないの?」
ちょっとだけうそをついた。彼女は少しだけ驚いたようだったが、すぐに笑みを深めた。
かばんの中に残っているチョコレートには心の中で謝った。
「んー。特にいないかなー。それにあたし料理へただし」
かなわないもん。と私に笑いかけた。
「そっか」
なぜか私は安心感に似た何かを感じた。
まだ少しだけこの子の隣にいられる。
そう思ったら自然にほほが緩んだ。
でもそれと同時に、いつかは来てしまうだろう別れの日を覚えて悲しみとも寂しさとも取れるなにかもやもやした黒い煙のようなものに取り付かれた気がした。
「でももったいないなー」
彼女の声にはっとし、もやもやした煙は私から離れていった。
何が、そう音を発する前にあの子はいった。
「このロールケーキだってあたししか味わえないじゃん。あ、あたしが彼氏作って彼氏にも食べさせれば、このおいしさを共有できるか!」
開いた口がふさがらないとはこういうことなのだろうか。
呆れてものが言えないというほど呆れているわけではない、むしろ、私の思考をすべて読んでいたかのような発言でおどろいていた。
でもしばらくするとなぜかお腹のそこからふつふつと笑いが来て、私は声を抑えて笑っていた。
笑いをこらえていると、自然にかばんの中のチョコレートに目がいった。
チョコレートは本来いくべきところにいけなくて残念そうだったが、今年もおとなしく私のお腹に収まってもらうことにした。
家に着く前にあの子に見つかったら、あの子のお腹にいくことになるけどね、とチョコレートに謝罪を含めて話しかけた。
「なになに?」
なにかおかしいこといった?と言わんばかりの表情で、あの子はかばんを見つめる私に聞いてきた。
あの発言からして、どうやらこの子は私から離れるきがないらしい。
それでも私と、あの子の彼氏と、あの子が私の家の台所にいるカオス空間を想像すると、さっきとは共通点などかけらもないもやもやを感じた。
いつかは来てしまう別れを惜しんだことが、なんだかばかばかしく感じて、そんなことを考えていたことを悟られたくなくて、私は
「あんたに彼氏ができたら、彼氏にあんたのお世話は頼みます。せいぜい料理の得意な彼氏作れ!」
と冗談半分、本音半分に、あの子に言い放ってやった。

あーあ、そんな声がチョコレートからしたのは気のせいだろうか。

 









―物書きの集いお題小説「チョコレート」―




昨日思いついて今日書き上げたスピード小説です><




提出期限ぎりぎりです^^;


もうちょっと早く思いつこうよ、と盛大に自分につっこみましたけどね。



絶対誤字脱字ありますよ、これ。←





今でもバレンタインに好きな子に告白することかいるんですかねー?



うちの学校じゃもう友チョコ交換会ですよ。

チョコじゃない子もいるし。


お菓子交換会的な?




……じゃなくて!!小説について話さねば!




私は小説で登場人物に名前をつけるのが下手なので


しょっちゅうあの子、とか彼女、とかでごまかしてたら

こんかいで困った困った^^;;



次は名前考えます。頑張ります><





今回は珍しく会話中心?です^^

でもテーマにそれないという重病orz


そして
チョコレートって書けばいいって問題じゃないと盛大に自分につっこみ。






「私」は好きな子がいるけど、今年も渡せなかったことと


お互いに彼氏<相手って言うのが伝われば成功!!






2011.2.14  coffee

拍手[0回]

PR
URL
FONT COLOR
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS

お疲れ様でした。

忍者マスターの【物書きの集い】から参りました、七瀬 夏葵です。
まずはお題小説作成、お疲れさまでした。

さて。今回の感想ですが、女友達二人のやりとりが、凄くリアルっぽくていいなあと思いました。
こういう女の子同士のやりとりって見てて微笑ましいというか、爽やかな青春っぽい感じがして凄く好きです。
私はもう学生時代は遠い彼方な年齢なので、懐かしい気持ちで読ませて頂きました。
恋愛物語もいいけど、こういう女の子同志の友情ものもいいですね!
爽やかさな読後感でとっても好感が持てる終わり方だと思いました。
次回作も楽しみにしていますね!

Re:お疲れ様でした。
こんにちは^^
コメントありがとうございますv

似たような会話をしたのをもとに作ったので
結構リアルに仕上がったんだと思います^^
実際はこんなかわいらしいものじゃなかったんですけど^^;;
皆さんかわいらしい恋愛ものを書かれているのに
私は一作目はあれで次がこれでいいのか!?
なんてすごく思ってます><
私も甘い恋愛物とかかけるようになりたいものです^^
次も頑張ります!!
2011/02/15 23:50

いやいや

感想
今回の作品は作品でいいと思いますよ?
友チョコをあげる
チョコが残っている
そして幼馴染には「おいしい」と食べてもらえる
けど、いつか来る日を考えてしまう

これは続きが気になる書き方ですね
続きがあれば次のお題やらで挑戦してみては?

さて、指摘
「そのロールケーキをはべつに!」
見て気付きますか?
明らかに誤字ですね
「をは」→「とは」では?
あえての誤字、脱字以外は注意ですね^^;

もう一つ
「!」の後に半角スペースを入れてみては?
読みなれていない人だと
「!」の後にすぐに文字が続くと読むのに時間がかかる人もいます
半角スペースは基本的に読み手からは文字として見られないので
見せ方のアドバイスと思って下さい

で、台詞を書く小説の最初としては
「あの子」「彼女」「彼」とかでもいいですが
名前が無いと困るのは事実です
読み手も誰の台詞で誰の行動なのかがわからないと
伝わらない場合もあります
特に読み慣れていない人だと確実に「読みにくい」になるので注意ですね

名前のコツとしては
「現実にある名前」
「現実にある珍しい名前」
「現実にありそうでない名前」
「明らかに仮想物とわかる名前」
この4種類が名前としてはつけやすいと思います

キャラに名前があれば思い入れも大きくなって
更にいい作品になると思いますよ?

っと一つ注意点が
「現実にある名前」
「現実にある珍しい名前」
の場合はそのまま使うと
「その人」が小説に出て来ると言う事になり
問題になるので漢字一文字を変えるだとかしてくださいね?
人権問題までに発展するのは辛くなりますから^^;

長くなりましたが
全体的にはいい作品でした

Re:いやいや
こんにちは^^
コメントありがとうございますv

続きはあんまり考えてなかったのですが
こっそーり三角関係ができるような設定にはなっていたので
お題でのシリーズ化もやれればやってみたいです☆

わー!><
思いっきり誤字です><
一応一回は見直したんですがやっぱり何回もやらないとだめですね^^;;

普段はあまり「!」を使わないのであまり意識してなかったです><
!の後は半角スペースですね^^
わかりましたー☆

名前とか付けるのが得意ではないので
なるべく使わずに書こうとしちゃいます><
二人ぐらいまでならいけるんですけど複数になると…^^;
それに今回は10代ぐらいの設定で書いていたので
「彼女」って言うのもなんかなーとおもって「あの子」にしたら
指示語とかがごっちゃになってすごい大変でしたorz
もしシリーズ化したら名前はあったほうがいいと思うので
名前……頑張ります><
2011/02/16 00:09

TRACK BACK

トラックバックURLはこちら